迷宮の大統領選挙 2016 3 21

 大統領選挙をめぐって、
日本では、トランプ氏の過激な発言に注目が集まっていますが、
実は、テッド・クルーズ氏の過激な政策は注目されていません。
 このことについては、週刊文春で、
政治評論家の池上彰氏が書いています。
 もし、テッド・クルーズ氏が大統領に当選したら、
まず最初に実施すると宣言している政策について、
やはり、その内容が過激であると書いています。
 「ハフィントンポスト日本版」においても、
「アメリカ大統領選 トランプよりヤバい?
トランプを追いかけるテッド・クルーズとは?」という記事があります。
 要するに、トランプ氏は、実業家なので、
いかに「ウケるか」を狙って、
つまり、視聴率を稼ぐために、
過激な発言を繰り返しているに対して、
テッド・クルーズ氏は、信念や信条に基づいて、
過激な政策を主張しているというのです。
 こうしてみると、ヒラリー・クリントン前国務長官が、
大統領に最短の距離にあると思いますが、
選挙戦が白熱化してくると、
「2012年アメリカ在外公館襲撃事件」が蒸し返される可能性があります。
 これは、日本では詳しく報道されませんでしたが、
2012年に、リビアで、アメリカ大使がテロによって殺害された事件です。
 いずれにせよ、ヒラリー・クリントン前国務長官にしても、
トランプ氏にしても、クルーズ氏にしても、
大統領に就任してから大きな重荷を背負うことになるでしょう。







































































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